月刊アイイロ 2020年2月号『ものがたりの、その先へ。』

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

今、世の中には大量のモノが溢れています。

ネットのおかげで、20年前にはなかなか買うことが難しかったレアな商品ですら、どんな田舎でも自宅にいながら買って届けてもらえる環境になりました。

にも関わらず、若い人を中心に洋服にお金を使わなくなりました。

私の周りで見かける社長さん方すら、ユニクロ愛用者が多くて驚きます。

なぜでしょうか?

決してお金が無いというのでも、興味が無くなったというのでもなく、今のアパレルにお金と時間をかけるだけの価値を見出せなくなったのだと思います。

昔ほどファッション誌を読み込まなくなった世代にとって、ディテールそのものに対して価値を感じることは無いでしょう。

機能や着心地だけを求めたらユニクロでいいし、スタイルだけ求めたらファストファッションでいいや となる訳です。

 

細かいディテールよりも今、人がお金を出すに相応しい価値を感じるのは、そのプロダクトにまつわる「ものがたり」だと思います。

誰が作っているのか?

どこで作っているのか?

何で作っているのか?

どうやって作っているのか?

 

そういう「点」の情報だけでなはなく。

 

そのプロダクトがどういうコンセプトと経緯で企画され、どれだけの選択肢の中でその素材を選び、どういう理由でその場所で作ることになったか等、

そのプロダクトの「点」の情報を結んで出来上がる一つの「ものがたり」に惹かれるのです。

 

小さいブランドさんなどの方がSNSを使って、自分たちが企画した「ものがたり」を伝えるのがお上手です。

しかし、多くのアパレルでそれが出来ない …なぜか?

 

それは残念なことに、アパレルブランド自身が企画していない商品が多々、この世にはあるからです。

売り上げを上げることだけを目標に、

商品点数を増やすことだけを目標に、

そのブランドの命とも言える商品の企画やデザインそのものを、工場や企画会社に任せてしまうことが常態化しています。

信じられませんよね? せめてデザインくらいはブランドさんが自分でやって欲しいところですが。

そんな訳ですから、ブランド自身が、そのプロダクトの「ものがたり」をはっきりと語れません。

そんな愛の無いプロダクトに囲まれている訳ですから、

今、多くの方が「今のアパレルにお金と時間をかけるだけの価値を見出せなくなった」というのは、至極当然だと思います。

 

こんな時代でもまじめにやっているブランドさんも多くあります。

私は自分でも商品を企画したりもしていますが、もともとこのブログで、日本のモノづくりの新しい魅力を伝えるのがコンセプト。

アパレル、冬の時代と呼ばれる今だからこそ、

私が気に入った「ものがたり」を、これからもこのブログで皆さんに共有していきたいと思う今日この頃です。

 

それでは、定例の月刊アイイロ、スタートです。

アイイロデニムワークスの1ヶ月

Indy
この1ヶ月間のアイイロデニムワークスの活動を振り返ってみたいと思います。

新しいプロダクトへの興味と挑戦

今回、実に、素晴らしい12オンスのデニム生地を見つけることが出来ました。

 

料理人が料理をする際には、2つのアプローチがあると思います。

一つは、この料理を作ろうと決めて、適した素材を集めて調理するアプローチ。

もう一つは、素晴らしい素材を手に入れて、それに適した料理を考えるアプローチ。

 

この後者のアプローチになるでしょうか。

素晴らしい12オンスデニム生地の特性とポテンシャルを活かしたプロダクトが出来ないかと悶々と考えていたのですが、

ちょっとずつ、それを形にしようとこの1ヶ月は動いておりました。

ご協力はBLUE ROUTEさん

手元の好きな古着をひっぱりだし、あれこれと研究する作業は時間が過ぎるのを忘れてしまうほど。

作り手の目線で改めて昔の服を見ると、細部に至るまで新しい発見が次々と生まれることに驚きます。

その発見の数々が、またそのプロダクトを好きにさせていく。

そんな、私の「好き」が詰まった、ファーストサンプル。

なんだこのシンプルすぎる一着は? …って感じかもしれませんが、元ネタの含めてここに私の「好き」が詰め込まれています。

機屋さんが織り上げた素晴らしい12ozのデニム生地を、楽しみたい。

2020-01-28

いや、本当にこの生地が素晴らしいので、誰がどう料理しても美味しいことは間違いない…

まだファーストサンプルなので、ここから着用テストを繰り返し、生地のポテンシャルを最大限発揮できるようディテールを積み上げていきます。

今年もお年玉企画へのご参加、ありがとうございました。

今年は元旦から4日間かけて募集させていただきましたお年玉企画。

昨年より募集期間が短かったですが、昨年を超えるお申し込みをいただき、ありがとうございました。

【新春お年玉企画】#アイイロデニムの福引2020 結果発表!

2020-01-07

そして、皆さんの2019年に穿きこんだジーンズの数々、興味深く拝見させていただきました。

次の年明けもこの企画が出来ればと思っていますので、今回当選しなかった方もこれに懲りずに是非ご参加くださいね。

そして今年、福男になられた方、本当におめでとうございました!

VINTAGE MINT CASEを追加生産…からの品薄

VINTAGE MINT CASE for フリスク

品切れになっていましたVINTAGE MINT CASEの追加生産をしました。

が、ラインナップによっては早々に品薄になってしまっております。

ご興味あれば、是非。

https://store.aiirodenim.com/shopping/

パーソナルなこと

Indy
ここでは、私インディの個人的な雑談を書き連ねます。

仕事納めに大失敗

世間がHAPPYに2020年の新年を迎える中、私は苦しんでおりました。

ちょっとしたミスが原因で私の本業でトラブルが発生し、昨年の仕事納めができず、正月どころか成人式まで休み返上で処理にあたることに。

終わったときには魂の抜けた抜け殻のように…おかげさまで、その2週間ほどの記憶があまりありません(笑)

まさに、油断大敵。

家族には申し訳なかったですが、なかなか良い経験になりました…。

ひと月の厳選トピック

Indy
先月の記事の中から人気のあった厳選トピックです。

争奪戦必死のニューバランスM1300 復刻情報

【記事→】5年周期の復刻、今年は過去最高の出来か。争奪戦必死のニューバランス「M1300」完全復刻版

5年に1度リリースされるようになった、ニューバランスのM1300の復刻。

今年、2月20日にリリース決定!

毎年復刻を重ねるにあたり、少しずつその再現度やこだわりのポイントが深く、細かくなっていき、ファンを楽しませてくれていましたが…

今作は、アッパーにホーウィンレザー社の最高品質のヌバックを採用するという、まさかのオリジナルを超えるアップデートが施された一足になることが判明。

過去の数々の復刻の中でも、最上位レベルのクオリティでリリースされるという記事に人気が集まりました。

東京オリンピックイヤーに発売されることもあり、後々高いプレミアがつく一足になるでしょう。

その分、争奪戦は今までの比ではなさそうですね。

レッドウイングの「ヘリテージウーマン」

【記事→】レッドウイングの2020年春夏で展開されるレディースライン『レッドウイング・ヘリテージウーマン』とは?

またしても足下の話題ですが、

レッドウイングが通常のワークブーツラインとは別軸の、女性向けファッションブーツカテゴリーと呼べる「ヘリテージウーマン」を2020年春夏にリリースします。

これが今後、コレクションとして続いていくものなのか、スポット展開なのかは現時点では未定ですが、これまでのレッドウイングの流れと違う新しいチャレンジングな内容になっていますね。

レッドウイングのあのルックスは可愛いけど、重くて履きにくいからと敬遠していた女性陣からすれば朗報でしょう。

リリースは今月予定ということで、一度実物を見てみたいところです。

次号の予定

最近、古いミシンを買いました。

これで何かを作って売る、ということは今は考えておらず、あくまでも趣味の中でやってみようかと。

昨年1年間取り掛かった家のDIYもそうですが、自分自身でモノを作るとなったときに、選ぶ道具、使い方、素材の違い、工法、それをまとめる職人の技術など…

新しい発見や学びが多く、それが他のことにも活かせる事が沢山あるのです。

ということで、今一番発見したいことが詰まっている「ミシン」に手を出した、という訳です。

この知識と経験がこれからのブログの記事の内容に活かせると思いますので、引き続きお楽しみいただければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

Indy

お仕事の関係で海外在歴10年。ジャパンデニムにハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける30代後半、インディです。 普段は妻とともに、海外での子育てに奮闘中。大変だけど楽しい毎日です。 自分で「最高に素敵な」ジーンズを作る夢の企画に奮闘中。 同じような夢を持つ仲間たちに、ジーンズ作りの苦労と感動をシェアしたいと思います。