LVC(LEVIS VINTAGE CLOTHING)の復刻シリーズも、いよいよ終了ではないか?というお話

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

本日は、リーバイスのLVC(LEVIS VINTAGE CLOTHING)ラインは、仕切り直しが近いのではないか?というお話です。

目次

LVC(LEVIS VINTAGE CLOTHING)は今後どうなるか?

ホワイトオーク工場製のデニムが無くなる日。

リーバイスの自社アーカイブ復刻ラインであるLVC(LEVIS VINTAGE CLOTHING)

リーバイス ミラージンズ 501

10年前まではデニムファンの間で酷評の嵐だったLVCも、一時期、元RRLのMaurizio Donadi 氏がLVCのプロデュースを担当した後からこの復刻ラインはラインナップを精査され、それぞれのモデルごとに目覚しい進化を遂げ、将来のヴィンテージ候補と呼んで差し支えないほどその品質を引き上げられました。

で、そのメインライン=リーバイスの伝説的な過去のジーンズの数々の復刻に使われてきた生地が、コーンミルズ社のホワイトオーク工場製デニム。

リーバイス501 2018 スモールe made in USA

そのホワイトオーク工場が閉鎖されたのが、2017年12月。

white oak工場閉鎖

コーンミルズ社のホワイトオーク工場 閉鎖について(コーンデニム・WHITE OAK)

2017-10-19

この閉鎖にあたり、織り機のシャトルが販売→即完売になったエピソードも。

コーンミルズ・ホワイトオーク工場のシャトル 販売

「え?それ売っちゃうの?」閉鎖されるコーンミルズ・ホワイトオーク工場の「シャトル」を販売&即完売!

2017-11-04

リーバイスの黄金期を彩ったその伝説のデニム工場は、その歴史に幕を閉じた訳で、

コーンミルズ・ホワイトオーク工場のシャトル 販売

現在、市場に流通するLVCの復刻ラインに使われているホワイトオーク工場産デニムは、その工場の閉鎖前に織られた最後のピースになります(とはいえ、きっとリーバイスでは将来のためにある程度ストックしていることが予想されますが)。

※コーンデニム(CONE DENIM)に関して詳しく知りたい方はこちらを参照↓

リーバイス501 2018 スモールe made in USA

リーバイス【LVC】で生地の切り替え進む? そんな今だから知っておきたい「コーンデニム(CONE DENIM)」のホントの話。

2018-10-03

生地の数に限りがある以上、それを使ったモデルも、売り切れたらそこで終了な訳です。

では、この生地のストックはいつまであるのか?

という気になるお話ですが…

結論、すでに生地のラストストックを使ったジーンズの生産は終了したっぽいですね。

オススメの店・表参道

公式のオンラインショップや、旗艦店と呼ばれる直営店に行っても、多くのLVCの復刻モデルでサイズ欠けをしています。

スタッフさんにお聞きしても「在庫あるだけで終了」とのこと。

おお、ついに。

まだ、ネットを探すとかろうじてサイズは見つけられそうですが、人気のあるモデルから無くなるのも時間の問題です。

LVCの復刻ラインは、ある日突然市場から消える

Levi’s LVC 501XX 1947

で、このホワイトオーク工場産デニムが無くなったら、LVC(LEVIS VINTAGE CLOTHING)の復刻シリーズはどうなるのか?

…ですが。

未確定情報ですが。

LVCの復刻シリーズそのものの「仕切り直し」があるとの情報が入っています。

アーカイブを軸にした、別のくくりのシリーズが始まる?

それは十分考えられるでしょう。

これまでのようにホワイトオークを使い、「縫製も素材も全てmade in USA」でやってきたものと、そうでないものを混同させるのは、LVC自体のブランディングにとっても良くありませんから。

いずれにせよ、何かしらの方針が公式に発表されると同時に、ファンによる最後の駆け込み購入が殺到。

市場から今あるLVCの復刻ラインの在庫は一斉に消えると思われます。

LVCのホワイトオーク工場製デニムを使った復刻ラインは、ヴィンテージとなり得るか?

Levi’s LVC 501XX 1947

では、その終了間近の「生地も縫製もmade in USA」のLVCは、将来のヴィンテージとなるか? はどうでしょう。

私は(ヴィンテージと呼ばれるピースに)なると思います。

今のヴィンテージのような強烈な値上がりはしませんが(市場への供給量が圧倒的に違うため)、値下がりすることはないでしょう。

これはジーンズに限った話ではなく、世の中の常ではありますが、

供給量に限りがあるものは、基本的には価値は値下がりしません。

ホワイトオーク工場製のデニムが今後復活することがあり得ないことを考えると、世に出回っている数は減る一方ですから。

何より、ジーンズのオリジンであるリーバイス。

そのリーバイスの黄金期を作った「ホワイトオーク工場製」の生地を使い、「USA工場」で縫製した「リーバイスのアーカイブの復刻」。

どれだけ技術のあるブランドが同じことを再現したとしても、リーバイスがやる以上の説得力を持つことはできません。

もはや品質の良し悪しの話ではなく、物作りの背景の話であり、それも一つの価値となり、将来のヴィンテージとなっていく。

私たちが、ではなく。

私たちの子供世代が、手軽に買えるファースト・ヴィンテージとしてこのLVCのデッドを探す日々がくるだろうと思うのです。

【まとめ】気になる方は、買えるうちにマイサイズをゲットするのをオススメする。

ということで、LVCのお話でした。

気になっていた方は、マイサイズが無くなる前に、欲しいモデルは早めにゲットしておくのが良さそうですよ。

私のオススメのトップ3を挙げるとすると、こちらですかね。

LVC501 1947モデル(王道、1本は持っておいた方が良い)

 

LVC501 1933モデル(バックシンチ&サスペンダーボタン)

 

LVC501 1954モデル(ジップフライ)

 

過去のLVCの501、1947モデルのレビューも是非参考にしてみてくださいね。

↓↓↓

LEVI’S VINTAGE CLOTHING (リーバイス LVC)“1947” 501をレビュー

2016-11-12

 

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本日もご一読、ありがとうございました。

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2 件のコメント

  • もう、お分かりでしょうが、日本製カイハラデニムに移行したようですね。 
    LVCに拘らなければコーンミルズデニム×Levi’s 501 というだけでしたら
    ネット通販で意外とまだ散見されるようです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。