ジーンズのベルトループも、縫製によって色落ちが違う。

ジーンズのベルトループ
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こんにちは、インディです。

ジーンズのベルトループにも、ブランドごとに、さらにはそれぞれのブランドの中のモデルごとに違いが見られます。

ベルトループなんて普段はトップスの陰に隠れてあまり目立たないものですが、

「良いベルトループ」だと不思議とジーンズ全体が引き締まって見えます。

結局は装着するベルトとの相性が重要なのですが、相性が「悪い」と目立ってしまいます。

例えば、流行りの分厚く太いベルトをしているのに、薄くて細いベルトループだと、どうにも貧相に見えてしまうから不思議。

ベルトループの違いとは、デニム生地そのものの違いを除いて、以下の3点で構成されます。

・生地の幅

・厚み

・ステッチの幅と色

インターナショナルブランド、中国製、1万円以下の安いジーンズだと、ベルトループというのは大抵薄い(生地を二つ折りした程度の厚さ)ものが主流です。

一方セルヴィッジデニムを使った日本製のレプリカ系ジーンズだと、中盛り仕様がポピュラーですよね。

一言で中盛り仕様と言っても、色々あります。

ベルトループの中盛り仕様にも色々

レプリカ系ジーンズで最も良く見るタイプがこちら。

写真は桃太郎ジーンズの銅丹レーベル。

中盛り仕様で、ステッチが比較的、端に寄っています。

ぱっと見では分かりにくいですけど、そこそこ高さのある盛り方。

ジーンズのベルトループ

斜めから見ると真ん中が結構盛り上がっているのが分かります。

このベルトループの中盛りはヴィンテージの仕様だったので、各ジャパンブランドはそれをフォローしている形になっていますが、メリットとしては

・厚くなるので耐久性がある

・立体感が出る

・(中盛りの部分の)色落ちのメリハリがカッコいい

これらがあります。

この真ん中の盛り上がった部分の、盛り上げる高さや幅というのが各ブランドによって異なります。

上の写真の場合はステッチが両端に寄っており、盛り上がっている部分の幅が広いので、色落ちしている面積も広いのです。

一方、こちらはベルトループの生地の幅は通常のものより若干広く、内側のステッチ幅=盛り上がりの幅が狭いタイプ。

ウエアハウスの15周年モデルの写真です。

ご覧の様に、真ん中に白く細く、クッキリ色落ち。両端は色落ちせず濃いインディゴが残ります。

 

横から見るとこんな感じ。中盛りの高さは控えめな方です。

このように幅や高さでも印象が変わりますが、ステッチの「色」でも雰囲気が変わります。

ジーンズのベルトループ

ステッチの端と真ん中の部分が1:1:1に近い割合のバランスで中盛り。

見た目の収まりが良く感じます。 こちらはフラットヘッド3005。

「ステッチ」の色(こちらはオレンジ)が違うことで、先の二種類の例(黄色)の写真とは随分と印象が違って見えますね。

 

 

・・・ということで、

「ヴィンテージと全く同じものを作る」と言う制約が無い場合、

ベルトループ一つ取っても、どのような意図を作り手が持つかで様々なバリエーションを作り出すことができます。

あれこれ考えるの、また楽しい。

 

本日もご一読、誠にありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Indy

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。