革パッチにロット表記&サイズ表記のスタンプを押す。

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

美しや、「はんこ」

このハンコ=道具に関してはこちらもどうぞ↓↓

美しい道具(黒ゴムのアクリルハンコ)

2017-11-12

 

これを使って、今日はCherokeeの革パッチに品番とサイズ表記をスタンプしてきます。

ジーンズが好きな人でも、革パッチにロット表記を入れる方法に興味がある人は殆どいないハズ。

今日の内容を読むあなたは、相当のジーンズマニアですよね(^^)

 

目次

革パッチへのサイズ表記と品番のスタンプ

準備

革パッチとハンコを用意。

しかし本来は「縫い付ける前の革」にスタンプするべき

この写真のようにジーンズに縫い付けた後だと、底面がフラットにならずスタンプがズレたり、カスれたりする原因になりますから、危険。

でも、今回ギリギリまで私がウエスト展開を決められなかったので、結果として縫い付け後のスタンプになりました。

 

使用インク=TAT(不滅インキ)

スタンプに使うのは不滅インキ。

今は「TAT(タート)」と呼びますが、「不滅インキ」の方が馴染みがあるな・・・。

このインクを使うことで、洗濯しても簡単に消えることはありません。

しかし、洗濯を繰り返すことで文字がカスれてきて、いい雰囲気になりますよ

 

スタンプの練習をする

試し押しを念入りに。。。

そうすると、ロット表記のスタンプは、押し方をミスると角のあたりがうまく押せないことが分かりました。

またこの「黒ハンコ」は柔らかさがあるので、強く押しすぎると文字が太くなりすぎる。

これらの点に気をつけて。。。

まぁ、失敗してもアジと言えば、アジ。 どうせ経年変化でカスれていくし、、、と軽い気持ちで作業に向かう

 

思い通りの場所に押す

スタンプするポジションの狙いを定め・・・

 

慎重に、しかし大胆に。

印面を触れさせた後、上下左右に押しこむ感じで。

 

ズレないように垂直にスタンプをあげると、こんな感じ。

やっぱり縫い付けた後のレザーパッチ上に、綺麗に押すのが難しい。

 

同じように、、、

 

サイズ表記もスタンプ!

これは印面の面積が小さいから、すごく簡単。

 

スタンプ押し、完了

はい、こんな感じで出来上がりました。

 

革パッチに表記を入れる他の方法

通常、ジーンズの革パッチに品番表記やサイズ表記を入れる方法として、大きく2つあります。

一つが今回のように不滅インキを使ってスタンプする方法

このスタンプの中にも、ありもののハンコを使う方法と、私の様にオーダーメイドでハンコを作る方法があります。

当然、前者が一番コスト安です。

レプリカ系ブランドは沢山ありますが、このハンコを使う方法がもっともメジャーです。

 

そしてもう一つの方法は、ハンコではなく機械を使って「刻印・箔押し」をする方法です。

入れたい文字の「金型」を作り、機械を使って革パッチに黒いフィルムを押し付けて押しこみます。

これにより文字の凹凸が革につき、ハンコよりもシャープに、はっきりとした文字を移しだすことが出来ます。

私が知っている限り、ヴァニシングウエストやリアルマッコイズなどの革パッチで採用されています。

こちらの方法の方が洗濯を繰り返してもハンコに比べて比較的文字がはっきり残ります。

型代がかかりますから、ハンコよりも初期コストが高くつきますが、機械を使うので失敗がありません。

それぞれ、良し悪しがありますよね。

私の様に個人が、比較的小規模にやる場合は、ハンコが一番良いですよ。

 

革パッチ、完成。

一つ一つ、集中力を切らさずスタンプ出来ました。

個体差がありますが、それも「手作業」ゆえに発生するアジ。

中には多少のカスレが見られるかもしれませんが、購入された方はそのアジも楽しんで頂ければ幸いです。

 

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本日もご一読、ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。