オリジナルの半袖デニムシャツ、制作過程をお見せします。ディテール考察②

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

オリジナルで企画している半袖デニムシャツ。

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オリジナルの半袖デニムシャツ、制作過程をお見せします。ディテール考察①

2018-07-08

固定概念を取っ払い、定番的なデニムシャツを作る。

自分自身が楽しみながら着用できる様に、様々な仕掛けを考えながらサンプルでテストしています。

今日はそのうちの一つをご紹介したいと思います。

この度の新しいデニムシャツは、

  • 夏場のスタイルに合う美しいシルエットと着丈
  • 夏場でも快適な着心地
  • デニム生地の経年変化の楽しみ

と言う3点に主軸を置いて企画を進めていますが、この内「経年変化の楽しみ」と言うポイントにおいて、ちょっとお遊びを入れています。

この写真を見てください。

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ちょっと違和感、ありますか? あまりないでしょうか?

では、こちらはどうでしょう。

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なんとなく…気づかれたかもしれません。

このオリジナルのデニムシャツ、ぱっと見は同じデニムに見えますが、実は2種類のデニム生地を箇所によって使い分けています。

たくさん着て経年変化させるほど、それまでは同じ色に見えていたデニムが、徐々に色落ちの質の違う2トーンカラーに変化して行くギミックです。

さらに、角度を変えた写真。

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生地の違う箇所は、主に胸〜肩のヨーク部分と、胸ポケットなどです。しかも、ただ生地を変えました、と言うだけではありません。

胸ポケットおよび肩周りのデニムに縦落ちが見られると、胸元の第二ボタンに向けて集中線の様な形で縦落ちの線が入る様に計算して生地を斜め45°にセットしてあります。

ちょっと説明が難しいですが…、色落ちが進むことで隠されたデザインが完成する様に設計してみました。

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背中側を見ると生地の違いが分かりやすいかも。それでも「言われてみれば」と言う程度なので、普通の人はそんな自己満足のディテールに気がつかないと思います(笑)

しかし、色落ちが進めば「あれ、アイイロデニムのシャツじゃね?」って気づく人が出てくる…と良いなぁ。

サードウェーブらしい「スタイルのあるディテール」ではないでしょうか。

ただ、先日の記事でもお伝えした様に、そもそもベースとなるデニム生地の選定に苦戦中でして、このギミックが想定している通り上手くいく可能性は、残念ながらあまり高くはありません。

2種類のデニム生地、イメージ通り選び出せれば…この夏は、もうちょっと生地テストの幅を広げてみる予定です。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。