スヌーピーがアメカジの「ミリタリーアイテム」の中で度々登場する理由。

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

度々アメカジのTシャツなどのデザインの中で登場するスヌーピー。

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日本では70年代以降キャラクターグッズとして爆発的にヒットしまして、このキャラクター自体が「スヌーピー」というアニメ?か漫画の「主人公」と勘違いしている日本人が大多数という不可思議な状況ですが、実際は原作「Peanuts(ピーナッツ)」に登場する主人公のチャーリーブラウンが飼っているビーグル犬です。

尚、ピーナッツのキャラクターグッズの売り上げは日本が世界1位という噂ですが、本当か??

そんなピーナッツの登場キャラクター「スヌーピー」と、アメカジアイテム・ミリタリーアイテムとの関係性に関して本日はお話ししてみたいと思います。

『ピーナッツ』スヌーピーとアメカジの関係

古着で良く見かける『ピーナッツ』モチーフ

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1950年に原作がスタートし、1960年代にはこの「ピーナッツ」はアメリカの歴史上最も広く読まれた漫画となりました。

それもあり、アメリカ国内ではピーナッツキャラクターをプリントされた多数のTシャツやスエットが広く流通。それらが古着となり日本に入って来ることに。

ピーナッツキャラクターがプリントされた古着はアーカイブ衣料の中でもメジャーな存在となり、それらをレプリカメーカーが復刻再現するというのは極自然な流れと言えるでしょう。

ウエアハウスも不定期にリリースしています。

近年のヴィンテージピーナッツの復刻再現の秀作は、この(↑↑)ウエアハウスの半袖スエット。

このスヌーピーは前述の通り当時アメリカで一番読まれた漫画だったため、当時のプロダクトを再現するアメカジアイテムのTシャツやスエットの中で使われる理由は良く分かりますが、なぜ度々「ミリタリー系アイテム」の中にもキャラクターとして登場するか、ご存知でしょうか?

戦争のヒーローとして扱われる「撃墜王」スヌーピー

ミリタリー系アイテムとスヌーピーをコラボレーションさせたアイテムを多く出しているのが東洋エンタープライズのバズリクソンズ。

キャラクターが入ることでコテコテのミリタリースタイルになり過ぎずないのが良いですよね。

しかし、なぜにスヌーピーとミリタリー??

そもそも「ピーナッツ」という漫画は戦争とは無縁の平和な原作。では、なぜミリタリーアイテムとコラボされる例がたくさんあるのでしょう?

それは原作の中で、スヌーピーの“とある”設定が理由。

原作の中で、その主人公のチャーリーブラウンが飼っている犬「スヌーピー」の趣味の一つに「変装」が有り、数々の変装を原作の中で披露してきました。

いわゆるコスプレですね。

探偵コスプレなんかは、その中でも有名な一つ。

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そのスヌーピーによる数ある変装・コスプレの一つに、「第一次世界大戦の撃墜王(The World War 1 Flying Ace)」というものがありました。

それがこちら。

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犬小屋を飛行機に見立て、爆撃機に乗る撃墜王を気取るスヌーピー。

「第一次世界大戦の撃墜王」と命名されていますが、このコスプレが初めて書かれたのは1950年代と思われ、第二次世界大戦の終結後からベトナム戦争の前にかけて登場したと思われます。

この「第一次大戦の撃墜王」という名のスヌーピーは、米兵の間で瞬く間に人気者になりました。

その人気を証明するように、バンド「ロイヤル・ガーズメン(Royal Guardsmen)」が1967年にこの「第一次世界大戦の撃墜王のスヌーピー」をモチーフとした「Snoopy vs. Red Baron」という歌を出し、ビルボードで2位を記録するほど。

まさにベトナム戦争の最中に歌われた曲。 「Red Baron(レッドバロン)」とはドイツ軍の撃墜王のニックネーム。

そんな撃墜王スヌーピーはベトナム戦争の最中、兵士達の間でヒーローとしても愛された訳です。

結果、ベトナム戦争中に、スヌーピーを模したパッチやベトナムZIPPOの図柄として度々登場することになります。

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この撃墜王モチーフのZIPPOは高値で取引されます。

実際に戦場でアメリカ兵に愛されたキャラクターであるため、ベトナム戦争前後のミリタリーモノのレプリカにもスヌーピーが登場するのは必然なのです。

反戦や平和の象徴としても

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ピーナッツの原作者チャールズ・M・シュルツ自身、戦場でヒーロー扱いになるとは決して意図していなかったでしょう。

撃墜王コスプレのスヌーピーを「レッドバロン(ドイツ空軍)を相手にする撃墜王になりきるスヌーピー」とした設定が元で米兵の間で人気になり、ベトナム戦争では「ヒーロー」として愛され、イラストが書かれた服やアイテムを身につけるアメリカ兵士が出てくるようになることを。

しかし、そんな戦時中にもピーナッツには「普通のアメリカの子供たちの生活」を題材にした平和な連載が続けられていました。

それ故、ベトナム戦争が激化してくると兵士の間ではスヌーピは平和の象徴としても愛されたキャラクターでした(ベトナムZIPPOにもスヌーピーの絵柄と共に、「早く家に帰りたい」というメッセージが刻まれた物が多く存在します)。

良くも悪くも、ベトナム戦争の戦場で愛された象徴的なキャラクターであることは間違いありません。

スヌーピーがミリタリー系アイテムに登場することになったストーリーとして、知っておいて損は無いお話でした。

実は深い、ミリタリーとスヌーピーの関係。

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ABOUTこの記事をかいた人

Indy

お仕事の関係で海外在歴10年。ジャパンデニムにハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける30代後半、インディです。 普段は妻とともに、海外での子育てに奮闘中。大変だけど楽しい毎日です。 自分で「最高に素敵な」ジーンズを作る夢の企画に奮闘中。 同じような夢を持つ仲間たちに、ジーンズ作りの苦労と感動をシェアしたいと思います。