フルカウントのオーバーオールは20年前の一着(FULLCOUNT)

フルカウント オーバーオール
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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

最近、オーバーオールが気になっています。

オーバーオールはワークウエアとしてだけでなく、子供服や妊婦さんの「マタニティウエア」として使われるなど腰回りにストレスをかけない作りになっていますし、中でもライトオンスのデニムを使ったモノはこれから蒸し暑く不快指数の高くなる季節のワードローブとしてGOODなんですよ。

しかし、ガチな仕事着として使う人以外、オーバーオールはそう頻繁に着るモノではないし一着あればまぁ十分なもの。

と言うことで、私が昔購入したものをクローゼットから引っ張り出して見ました。

目次

フルカウント オーバーオール(品番不明)

概要

フルカウント オーバーオール

9~10ozほどのライトオンスデニムを使用したフルカウントのオーバーオール。1997年頃に購入したと思います。洗濯タグに【RN41381】の表記があるのですが、これが品番なのかは不明。

シルエットはご覧の通り太めのストレートで、オーバーオールとしては不変の形。

フルカウント オーバーオール

その洗濯タグには「imported fabric」の文字が見られました。つまり、この9~10ozのデニム生地は輸入物を使用していると言うこと。

今となってはこの手のデニム生地は国産が当たり前ですが、まだ当時は今ほど質の高いデニム生地が国内で揃っていなかったのだと思います。

そのせいか、生地表面の表情はのっぺりとしてモノで、当時そこそこ着用しましたが美しい経年変化を見せる気配がなく、そっとクローゼットの奥深くにしまい込むことになった訳です。

ディテール

フルカウント オーバーオール

前たて部分。当時サスペンダーは片方だけつけて、もう片方はダラっと垂らして着るのが流行ってました。アレは一体なんだったのだろうか…。

フルカウント オーバーオール

多くのオーバーオールで採用されているのは胸部分を覆う大きめの工具入れポケットですが、アレって子供っぽく見えがちで、使い方が難しいんですよね。

もしこれからオーバーオールを買おうって方は、この手の「小さめなウォッチポケット」のモノをセレクトすることをおすすめします。

フルカウント オーバーオール

縫製には白い綿糸が使われています。

フルカウント オーバーオール フルカウント オーバーオール

ギターメーカーの「Fender」にロゴ・字体が激似な織りネーム。普段目にしないので、新鮮ではあります。

フルカウント オーバーオール

サスペンダーをつける金具部分。

フルカウント オーバーオール

サスペンダーや腰サイドに使われるボタンは月桂樹のワンスター。

フルカウント オーバーオール

ラッカー塗装が施されたボタンフライ。

フルカウント オーバーオール

背中はクロス式。サロペットと言われる種類のオーバーオールになります。今となっては「サロペット」と言う呼び方がレディースのモノの印象が強く、この言葉を使うと違和感がありますね。

フルカウント オーバーオール

今からこれを色落ちさせるまでガンガン穿きこもうとは思いませんが、部屋着としてTシャツの上から着るには、ちょうど良い気分。

【まとめ】むしろ夏場に着たい、オーバーオール。

フルカウント オーバーオール

20年の時を経て、引っ張りだしてみたこのオーバーオール。

レプリカデニムのムーブメントを作り出し、成長期にあるフルカウントの作品で、輸入生地を使うなど当時なりの工夫をしながら作られたモノであることが伺えます。

思い返せばヴィンテージデニムの人気が国内で高まったのが1990年代。

そのころの人気のヴィンテージの一つであった、リーバイス501XX(ダブルエックス)の革パッチは1952年のモノですし、66モデルは1970年代のモノ。

つまりは「約20〜40年前の古着」に私達は当時、夢中になっていた訳です。

実家を探せば、この手の国内(レプリカ)ブランドの20年以上前の服は沢山出てきます。今から更に20年経てば、それらもヴィンテージと呼ばれる様になるでしょうか?

そんな妄想も楽しいのです。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。