今はまさに戦時中ではないか?という話。【FIELD FACE MASK】できました。

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

先日アップしました、ミリタリーなマスク。

ミリタリー風でおしゃれ。経年変化も楽しめるヘリンボーン 『立体布マスク』を制作してみました。

2020-04-05

たくさんの反響を頂き、ありがとうございました。

このようなご時世の中、いろいろなブランドからもお安くオリジナルのマスクを販売されていたり、またノベルティとしてや無料で配るといった取り組みで社会貢献されているところも見受けられますが、

私の方は、縫製工場を持っていたり、マスク制作に使いまわせる残布がある環境でもありませんから、そういうのはちょっと無理・・・

むしろ、この機会に。

長く使えて経年変化も楽しめる、機能も素材もディテールも妥協しないアメカジなミリタリー布マスクを改めて考えてみることにしました。

医療マスクではなく、ファッションアイテムですので、あしからず。

FIELD FACE MASK 【Type MSK-20】

というワケで、前回から短期間ではありますが、パターンを再検証・調整を行い、ディテールも改善して完成しました。

名前は『FIELD FACE MASK (Type MSK-20)』です。

1940年代、戦場で使われたリアルなミリタリーアイテムをコンセプトに作ってみました。

今回のポイントは、採用したヘリンボーン生地です。

先染め・硫化染ヘリンボーンツイル。 100%コットン。

1940年代までのミリタリーアイテムを再現したヘリンボーン生地になります。

通常のミリタリーアイテムで使われるヘリンボーンと比べると、若干ヘビーオンスで、かつ目が詰まっていて固さがあり、表面もゴワゴワしています。

また独特の退色を見せる硫化染めであり、使い込むことで非常に美しい変化を見せてくれます。

今回、販売を考えたときに様々なバリエーションでサンプルを作ってみました。

いわゆる、普通のミリタリーヘリンボーンでも作ってみたのです。

左が、その普通のヘリンボーン 。

右が、今回の硫化染めヘリンボーン 。

色味は近いのですが、表面の表情の豊かさが全然違います。

これが普通のヘリンボーン 。

これも悪くありませんし、今のご時世ですから、とりあえずこれでマスク作ればいいじゃん?って妥協も出来ましたが…

これが、1940年代再現の硫化染めのヘリンボーン。

4回ほど洗いをかけただけで、これだけの雰囲気です。

退色するだけでなく、このヘリンボーンの凹凸が目立ってくる、すばらしい風合い。

1940年代の、土埃舞う戦場のイメージ。

生地の値段はかなり高いのですが、この生地を採用することにしました。

 

マスクを清潔に保つために、頻繁に洗うと…

→ 美しく経年変化していき、楽しい。

→ だからまた洗う。

→ マスクが清潔。

そんな、奇跡のスパイラル!

ジーンズのように、凹凸のアタリも出てきます。

そして、今回のマスク用に、不滅インキによるFIELD FACE MASK専用のプロダクト・スタンプを作成しました。

このプロダクト・スタンプも、白いコットンローンの上にスタンプするとかタグをつけるとか、いくつか選択肢を試してみましたが、

目指したのは1940年代のミリタリーな雰囲気。

このヘリンボーンの上に直接スタンプしてあるパターンが一番雰囲気にマッチしていたので、この形を採用としました。

洗濯を繰り返すと、スタンプはゆっくりと消えていきます。

あと、耳のゴム。

今回、ゴム以外にも色々なパターンを試してみました。

一番雰囲気が良かったのが、この写真で使っているコットン100%の平紐。

これも洗濯を繰り返すことで退色していくので、雰囲気や世界観としては一番合うのですが、ゴムと比べるとマスクのポジションがズレやすく、マスクの機能を損ねるので、断念。

ただのアクセサリーとしてはこの形が良いと思うのですがね。

結局、ゴムにすることにしました。

このゴムの手配が今はなかなか難しいので、販売品には色々なバージョンの黒ゴムが付属することになりそうです。

ちなみに、このゴムは取り外し・交換可能なので、伸びてきてもまたゴムを新しくして使えます。

こうすることで、マスク本体は洗いながら長く使えて、経年変化も楽しめるかと思います。

内側。

今作はアクセサリーとしてのアイテムであり、医療用品ではありませんが、この内側は抗菌のダブルガーゼを採用しています。

このダブルガーゼと表生地の間はポケットになっており、ここには不織布のフィルターがいれらえるようになっています。

フィルターはいつでも交換できるため、ここを活用することでマスクとしての機能もアップします。

というわけで、

今回、短い期間でしたがファッションアイテムとしての「マスク」と向き合い、私自身がこの「新型コロナが収束した後でも使い続けたいもの」として形にさせて頂きました。

アメカジアイテムにも合うし、例えばバイカーさんとかにも良いかも知れませんね。

今週末に販売開始しますが、今、抗菌ガーゼも含めて手に入らない資材が多く、数が作れませんので、その点ご了承ください。

ちなみにこれは今だけリリースするアイテムでなく、今後も定番として販売していきますので、焦らず手に入れていただければと思います。

今はまさに戦時中。これって、いわゆる“大戦モデル”

外出自粛だったり、思ったように物資が手に入らなかったり。

これって、まさに戦時中ではないか?と思うのです。

そんな環境下において、今回、なんとか手に入れた限られた資材をつかって、どうやって良い商品をつくろうかと頭をひねりつつ、慣れないミシンを踏んでいる時に、ふと

「あれ、これっていわゆる、大戦モデルといっしょではないか?」と思ってしまいました。

1940年代。

世界大戦時に作られたジーンズは通称「大戦モデル」と呼ばれ、物資統制されていた名残から様々なディテールのバリエーションが存在し、

また工場によっては不慣れな縫製工による雑な縫い方のジーンズが、逆に当時の時代背景の想像を掻き立てる人気のディテールとなっています。

今、なかなかマスクの資材が手に入らない中で、工夫してマスクを作るという作業に加え、

縫うのは、ミシン不慣れな、私インディ。

レプリカなどで、縫製が上手なプロの方が、当時の縫製を再現してわざと「ヘタウマ」に作るのと違い、縫製駆け出しの私が、上手に縫おうと頑張った結果の「ヘタ」。

ガチな「コロナ大戦モデル」と言えるかも知れません。

 

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本日もご一読、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

Indy

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。