コーンミルズ社のホワイトオーク工場 閉鎖について(コーンデニム・WHITE OAK)

white oak工場閉鎖
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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

なかなかのビッグニュースです。

コーンミルズを運営するインターナショナル・テキスタイル・グループが、2017年12月31日にノースカロライナ州グリーンズボロのコーン・ミルズ・ホワイトオーク工場の操業を中止すると発表しました。

デニム好きなら必ず耳にするコーンデニムは、コーンミルズ社が製造したデニム生地のことで、そのコーンミルズ社の中でも有名なこのホワイトオーク工場は1905年に設立。

実に110年以上の歴史がありました。

我々が目にしてきた、素晴らしい色落ちを見せている「ヴィンテージ・リーバイス」と呼ばれる数々のジーンズは、このコーンデニム・ホワイトオーク工場のデニム生地を使っています。

ホワイトオーク工場で織られたデニム生地は、「WHITE OAK」としてブランド化されていて、今でも使われています。

ホワイトオークの歴史はリーバイスの歴史であり、それはつまりジーンズの歴史。

その工場が、ついに閉鎖。 巨星、落つ。

アメリカ国内の製造業の復権を掲げたドナルド・トランプ大統領になり、made in USAのジーンズがこれから華開くのでは??

・・・と個人的に期待してた矢先に、このニュース。

whiteoak

WHITE OAKはリーバイスだけでなく、いろいろなブランドが使っていたりしますが(最近ではヒノヤさんの商品でも使われてたりします)、

ヒストリー的なところも加味すると、Levis Vintage Clothing(LVC)のWHITE OAKを使ったシリーズはこれから希少価値が高くなることが予想されます。

LVCはそのコンセプトから、「コーンデニムを使い」「縫製がmade in USA」であることで、価値が最大化されるもの。

「コーンデニム」がなくなれば、LVCのラインナップの再定義だけでなく、カテゴリーの存在意義まで再考が求められるかも知れませんね。

すでに公式オンラインショップではサイズ欠け

気になっていた方は、お急ぎください。

以前のLVC 501 1947modelのレビュー記事がありますので、お時間あるときにご参考ください。

↓↓↓

LEVI’S VINTAGE CLOTHING (リーバイス LVC)“1947” 501をレビュー

 

本日もご一読、ありがとうございました。

 

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2 件のコメント

    • コメント、ありがとうございます☆
      コーンデニムは有名ではありますが、おっしゃる通り「歴史上、有名」というだけで、「現在、クオリティが高くて有名」って訳ではありませんよね・・・。
      実際に、ラングラーの動画(https://youtu.be/kua1LYxIG98)に出てくる閉鎖直前のホワイトオーク工場の実際の映像を見ると、シャトル機は使ってますが、無人でシステム化された大量生産のプラントです。これなら「カイハラと変わらない」っていうのが私の感想ではあります。

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    ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。