洗濯表示ネームをオーダーしよう②

ジーンズの洗濯表示タグ
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こんにちは、インディです。

世の中で販売されている全ての衣類に、取り付けが義務付けられているのが

洗濯表示タグ。

そう、Tシャツだったら裾の内側だったり、

ズボンだったら腰回りの内側に取り付けられている、

主に白いリボン状の、あれ。

以前は、どうやってオーダーしようか、という話をしました。

洗濯表示ネームをオーダーしよう①

この記事のように、

ネットでも簡単にオーダーできるものなのですが、

今回、リニューアル版の革パッチ、そして織りネームを作成依頼させていただいた株式会社協同様のオフィスでスピーディーに制作可能とのことだったので、

じゃあということで、依頼させて頂くことにしました。

洗濯表示の制作に向けて、備忘録までに必要事項を記載しておきます。

目次

ジーンズの洗濯表示タグ

洗濯表示に掲載必要なもの

タグの中で、配置のルールは有りませんが、組成表示・混用率・取扱い絵表示・製造者名・連絡先(住所もしくは電話番号)の記載が必須となります。

この製造者名・連絡先、というのがネックで、

個人の場合、個人の名前及び住所か電話番号を入れる???

ということになってしまうわけです。

個人がオリジナルジーンズを企画したい、という場合、

どのレベルで販売をしようとするか?この“必須事項”にどのレベルまで殉じようとするか?

それは、その個々人の判断となるでしょうが、

私としてはみなさんに情報発信している立場上、しっかりした道筋で進めたいと思い、記載に必要なものは、漏れなく記載することにしました。

しかし、個人の情報は載せたくないというのもあり、このデニムを企画する法人を作りました。

法人の登記に時間がかかったので、この洗濯表示タグの作成に着手するのに時間を要する結果となったわけです。

作成の例

ジーンズの洗濯表示タグ

素材などにより記載内容が変わりますが、大まかにはこんな感じですよね。

制作業者さんによりますが、簡単なロゴでしたら、載せる事も可能なようです。

素材に関して

これが一番の悩みどころでした。

私が一番やりたいと思っていたのは、よくミリタリーアイテムについてるスペック表のような、綿布に印字が施してあるパターン。

ジーンズの洗濯表示タグ

こういうの。

でも、これって、制作コストがとってもお高い。

また印面の耐久性が他のものに比べて無く、実用性に欠けるというアドアバイスをいただきました。

実用性云々はともかく、コスト面と、やりたいことの優先順位のバランスを検討し、

この洗濯表示には余計なコストをかけず、通常のもので進めよう、と決めました。

「通常のもの」にも、素材の種類があります。

若干、カサカサした手触りの「ナイロンテープ」と、

サラサラ手触りの「サテンテープ」です。

今回は、お肌のストレスにならないように、サテンテープを選びました。

海外向け表記はどうするか?

もしも商品を海外にも販売したい場合、その販売国の法令に則る洗濯表示タグを取り付ける必要が本来はあります。

しかし、実情としては、よっぽどなインターナショナルブランドでない限り、輸出側もすべての国のルールを精査していないのが実情。

日本語の情報に類似した内容を、とりあえず英語表示しているケースがほとんどです。

今回、私の方では、ブログが海外からもアクセスがあることから海外のお客様への販売も視野に入れ、

国際的なもの準じる基本的な英語表記だけ、日本語のものと併記で入れることにしました。

最終レイアウト

ジーンズの洗濯表示タグ

表記内容の大まかなところは、エクセルに書き込んで、簡易的な指示書を作成。

それを株式会社協同さんにお渡しし、

そちらでデザインの最終調整をしていただける、という流れになりました。

そこで上がってきたのが、上記のデザイン。

協同さんはオフィスにプリンターがあるので、

オーダーしたら数日で完成するのです。

金額も、1枚数円という、、、安い!!

ってか、紙の白黒コピーより、安いんですけど!!!

 

今回、出来上がった洗濯表示は

最終サンプルにも取り付けることにします。

本日もご一読、ありがとうございました

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。