革パッチの素材を決めました。

革パッチ
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こんにちは、インディです。

今回、革パッチの素材に関して、いろいろ悩みました。

革パッチ

革パッチの素材を、スワッチ(素材見本)の中から選ぶ。

2016-12-01

スワッチを眺めるのが楽しすぎて、思いのほか時間をかけてしまいました。

今回、素材を決めるにあたり、同時に進めていた印刷デザインが、革の選定に関連してくることとなりました。

その詳細もお話ししたいと思います。

牛革ではなく、ゴート・シカ革が好み

今回、スワッチを見ながら、私のイメージするものとしては牛革よりも、ゴート・シカ革でした。

革上のデザインの印刷色は別途指定できるので、スワッチの見本の印刷色に惑わされないように、慎重に革の素材を選んでいきます。

悩んだのはこの辺。

まずはシカ革。

革パッチ

表面がスムーズで、高級感を感じます。ウエアハウスなんかもこのあたりなので、馴染みありますよね。

お次はゴート(山羊)。

革パッチ

印刷色のせいもあると思いますが、高級感あり。この質感が好き。

次もゴート。

革パッチ

先ほどのゴートとは表面のシボが変わっています。

同じ革でも、表面の質感が違う・色味が違う・厚みが違う、など様々。

 

今回、スワッチを見ながら比較したとき、ゴートの持つその高級感に目を奪われました。

また、手袋等にも使われることもあり、耐久性もあります。

今回、私としてはこのゴートを使おうと思い、発注直前まで進めたのですが、

別途で進めていたデザインを「再現できない可能性が高い」との工場のお言葉でした。

ゴートでは再現できない理由

ゴートの表面を見るとシボ(シワシワしたやつ)があるのが確認できます。

これを見て、良い雰囲気・質感だと思ったのですが・・・

要は表面が荒れているわけですから、この上にデザインを印刷をする場合、細かいデザインだとカスれたり、文字なども潰れたりしてしまう可能性があるようです。

つまり、ゴートのパッチは、シンプルなデザインに適している、ということ。

「印刷面がかすれちゃっても味があって良いのでない?(そんなブランド沢山ある)」

と思ったりもしましたが、想像以上に「ダメ」な結果が怖かったので、もう一つ候補に入れていた「シカ革」を今回、選択することにします。

印刷+型押しで入れる予定のデザインが映えるように、革の表情も比較的明るい色を選択。

革パッチ 鹿革 弱防縮

シカ・鹿革はネイティブ系が好きな方にはおなじみ、メディスンバッグや、ジャケットにも使われる革であり、

耐久性・耐水性があり、かつ長年の使用により「良い雰囲気」を見せる素材ですから、長く美しく履きたいジーンズに合っています

ウエアハウス 革パッチ

私の持つ、20年前のウエアハウス1001XX。

この革パッチのように、長く、デザインを保てる素材をイメージしています。

 

次回はデザインに関して。

色々と失敗・試行錯誤がありました・・・この失敗体験もお話しします。

 

今日もご一読、ありがとうございました。

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。