アンティークのホワイトハーツとは?「インディアンビーズと呼ばれるものの、本当の話」

アンティークビーズ「ホワイトハート」
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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

私が収集していたアイテムの一つに、アンティークのビーズがあります。

アンティークビーズ「ホワイトハート」

先日、このアンティークビーズを久しぶりに一本(写真のもの)、手に入れることが出来ました。

アンティークビーズは様々ありますが、私が収集しているものは「ホワイトハーツ」と呼ばれるビーズ。


アンティークビーズ「ホワイトハート」

ネイティブアメリカン系のアクセサリーが好きな方にはこの赤色のホワイトハーツに馴染みあることでしょう。

私が収集しているのは1800年〜1900年初頭にヴェネチアにて作られたホワイトハーツ。

今から100年以上前のものです。

今や、市場で数が非常に少なく、貴重になってきました。

現在市場で手に入るホワイトハーツのほとんどが、現在もチェコやインド、アフリカで作られているレプリカ品です。

まぁ、特定のメーカーがあるわけでもないので、レプリカという言葉が適正かは分かりませんが。

日本のアクセ店でも「オールドビーズ」と謳ってホワイトハーツを販売しているのでややこしいのですが、それらは現行品の10〜30年前のものが多いと思われます。

明確な定義はありませんが、私の中では、アンティークのホワイトハーツといえば100~200年前のヴェネチア産のもの、オールドのホワイトハーツといえば、10~30年前のチェコ産などのデッドストックか中古、という意味で捉えています。

アンティークビーズ「ホワイトハート」

特にアメカジ好きな方で勘違いしている方が多いのですが、このホワイトハーツはアメリカ・ネイティブアメリカンが作っていたものではありません。

お店によってはインディアン・ビーズとか呼ばれて売られてたりするんで、なんだかネイティブアメリカンが作ってたのかなぁ、って思っちゃうのも無理ないですが…。

今も、昔も、アメリカ産のホワイトハーツはありません。

ヴェネチアで作られ、海を渡ってきたこのホワイトハーツを、ネイティブアメリカンは装飾品として身につけていました。

オリジナルはヨーロッパです。

そういうこともあり、このホワイトハーツは交易品としてアメリカ大陸だけでなく、アジアやアフリカ大陸にも当時流通していました。

アンティークビーズ「ホワイトハート」

当時、アジアでは主に山間部の部族の装飾品として好まれて使われてきた歴史があるようで(あまり詳しくないのですが…)、アジア(特にミャンマー)を起点に、近隣国の骨董屋で、このアンティークのホワイトハーツを見かける機会は昔はありました。

しかし昨今は本当に見かけなくなりました。

見たことない、と語る骨董屋までいる始末。

それもあり、ワザワザ見知らぬ街で足を使って骨董屋を回ることから遠ざかっていました。

写真の1本は、ちょうど先日、仕事の合間にアンティークのテキスタイルをタイ・チェンマイで見て回っている道中の骨董屋で発見。

私の中のアンティーク・ビーズ熱に再び火が!

実家に数本あったりしますが、こういうのは出会いなので、見つければ回収。

1800年代のヴェネチア(日本は江戸時代)を出発し、100年以上の時を経て今、私の手元にあるというロマン。

アンティークビーズ「ホワイトハート」

ぱっと見は、今巷で販売されているホワイトハーツと呼ばれる赤いビーズと変わらないように見えますかね?

でも、全然違うんですよ。

色味、雑味、形状、経年変化、それら全体の雰囲気。これはアンティークだからこそ。

これはヴィンテージジーンズと同じです。

アンティーク・ビーズたる特徴は色々ありますが、これはまた別の機会に、現行品と比較できる環境を整えて記事にしたいと思います。

アンティークビーズ「ホワイトハート」

私がアンティーク・ビーズのホワイトハーツが好きになったのはここ10年ほど。

日本でも、今でも販売しているお店をたまに見かけるので、お金を出せばまだ買えるレベルだと思います。

ただ、今後ますます本物の数は少なくなってくるでしょう。

まぁ、数が限られているわけですから、当然なのですが。

アンティークビーズ「ホワイトハート」

ただ、実際のところ、このアンティークのホワイトハーツは日本ではあまり人気がなく、お店の扱いも少ないのが実情です。

なぜだと思いますか?

それは、これらの本物のアンティーク・ビーズの多くは、穴の径が小さいからです。

これってどういうことかというと、日本のアメカジ好きな方で、ネイティブ系のシルバーアクセが好きな方=いわゆるゴローズスタイルが好きな方は、この赤いホワイトハーツとシルバーアクセを組み合わせて使うのですが、アンティーク・ビーズは穴の径が小さいので、ゴローズスタイルの定番の鹿革の紐が通らないのです。

逆にいえば、鹿革の紐が通る穴が空いたアンティーク・ビーズは非常に高値で取引されます。

結果、鹿革の紐が通らない、多くのアンティーク・ビーズはそこまで需要なく…。

そんな理由でこの骨董価値を理解しないでスルーするのは、本当に勿体無いと感じます…。

まぁ、だからこそ私はこの10年、マイペースに買い集めることが出来たわけで、それはそれで結果OKなのですが。

ターコイズ(トルコ石)がそうであったように、このアンティークのホワイトハーツの鑑定方法の確立、希少性や魅力を広げる“きっかけ”があれば、需要と価値が大きく上がっていく品だと思います。

それに、これって一本持っていれば、一生物。

そう考えると、骨董的な価値も含めて、今市場で手に入れられる価格はまだまだ安いと思いますね。


アンティークビーズ「ホワイトハート」

私自身、ホワイトハーツは収集するだけで、これまで身につけてきませんでした。

ただ、改めてこのアンティークのホワイトハーツを見てみると、自分がこれに似合う相応の齢になったと感じます。

そういう意味で、今回の出会いは良いタイミングでした。

改めて別の機会に、私のコレクションも含めてアンティークのホワイトハーツの魅力を語って見たいなぁ、と思う次第です。

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本日もご一読、ありがとうございました。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

Indy

お仕事の関係で海外在歴10年。ジャパンデニムにハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける30代後半、インディです。 普段は妻とともに、海外での子育てに奮闘中。大変だけど楽しい毎日です。 自分で「最高に素敵な」ジーンズを作る夢の企画に奮闘中。 同じような夢を持つ仲間たちに、ジーンズ作りの苦労と感動をシェアしたいと思います。