LVCが好きになりました。
ジーンズといえばLevi’s。
そのLevi’s 本家の復刻:アーカイブコレクションが
Levi’s vintage clothing (LVC)。
ちょっと前までは、
とっても残念な出来のコレクションでした。
というか、
日本のレプリカジーンズメーカーが
病的なまでにこだわりを持って
過去のアーカイブ(主にLevi’sを模した)を研究し
それを反映した商品を販売したことが大きいでしょう。
また、そのレプリカジーンズメーカーの細部のこだわりのウンチクを
雑誌を通じて教育されてしまった我々消費者のおかげで
品質の良ろしくない本家のアーカイブコレクションという
レッテルを貼られていました(私が勝手に)。
そんなLVC。
2009年から2012年(または11年か)の3〜4年間、
Levi’s XX というLevi’s 内の独立部署にて
元RRLのMaurizio Donadi 氏がLVCのプロデュースを担当したそうです。
![levis_vintage_99-thumb-440x700-31990](http://160.16.197.125/wp-content/uploads/2016/03/levis_vintage_99-thumb-440x700-31990-189x300.jpg)
RRLのジーンズ、雰囲気あって、かっこいいですよね。
ディティールを見れば、あれはジーンズを分かっているブランドだと
容易に想像がつきます。
で、彼は今はLevi’sを離れちゃってますが、
氏が就任した前後で
コレクションの方向性と品質が大きく変わりましたね。
私インディーも
最近、このLVCの501XX、1947年モデルを購入しましたが、
将来の「ヴィンテージ」になり得る一品だと思います。
![main_img](http://160.16.197.125/wp-content/uploads/2016/03/main_img-278x300.jpg)
(LVC 501XX 1947 model)
1947年モデルだけでなく、
他の年代のLVCモデルも
生地、縫製、副資材(鉄ボタンとか)がそれぞれ細かく違うのです。
これまでの、ただ「見かけ形だけ似せてみました」というレベルではなく、
本家だからこその、
当時のディティールを再現しようというメーカーの意地が見えます。
1890年モデルとかもね、
後身の縫製とかしっかりこだわりが見えました。
こんなモデルはそうそう売れない・買わない。
とにかくダサいですから!(笑
120年以上前の労働着の復刻ですからね。
でも、それを本家が復刻し、
ラインナップしていることには価値があるし、
そういうのはどんどんやってもらいたいですね。
(1890年モデルは現在は販売していない模様)
最近では
>米国製
>コーンミルズデニム
という、最強ディティールも備えたLVC。
こうなると、
色落ちの良さは二の次に思えてしまいます。
本家の強み、わかっているなーと。
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