JOURNEY FACTORYでの貴重な打ち合わせ(アーティスト:重本洋介氏)

デニムリペア・リメイクのJOURNEY FACTORY
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こんにちは、インディです。

Indy
このブログを初めてご覧になるアメカジファンの皆様には、まずこの人気記事まとめがお勧めです。

 

現在進めているオリジナルジーンズの企画。

メーカーではない個人のデニムファンでも、

自身のオリジナルジーンズが企画できる環境やノウハウを共有し、

生産都合や常識にとらわれない新しい風=サードウェーブジーンズが広がるきっかけになれば、という想いで行っています。

そこで、今回。

私のようにアパレルとは関係ない別の本業があり、

ジーンズを日々履けない環境にある方でも、

「オリジナルジーンズの経年変化を効率よく確かめられる」あるツールを作るアイデアがありまして。

そのツールの制作と、自身の現在のオリジナルジーンズの完成度を高めるためのご相談も兼ねて、

先日、デニムシャツのリペアでご縁のあった東京の『JOURNEY FACTORY』さんにお邪魔してきました。

そこで、沢山の貴重なお話が聞けたので、本日から3日間に分けて共有したいと思います。

目次

JOURNEY FACTORYとは?

トガった、東京のリペア・リメイク店

JOURNEY FACTORY

一言で言えば、洋服のリメイク、リペアのお店です。

東京の郊外に、オーナーの重本さんが一人で住居兼お店を構えています。

重本さんは岡山の工場にいた経験もあるため、ジーンズのリペアも得意とされていますが、世界で直接買い付けた生地を使っての、非常に素晴らしいリメイクの仕事もされています。

それらの作例は、HPで見れます。 ⇨JOURNEY FACTORY のHP

オーナー:重本洋介さん=職人であり、アーティスト

こちら、オーナーの重本さん。

工場に勤務されていた経験もあり、腕の立つリメイク・リペアの職人さんでもあるのですが、

テキスタイル(生地)のデザインを専攻されていた経験があり、

パターン制作の技術も持たれています。

よくあるリペア業者さんとは違い、

縫う知識と技術だけでなく、

素材(生地)の特性と、服の構造まで理解して、生地に針を通し、完成まで持っていける、

総合技術を持っている貴重な方です。

デニムリペア・リメイクのJOURNEY FACTORY

今回、直接お話しした感じたのは、職人、というよりも、アーティストの側面が強い方でした。

店内には重本さんがミシンを踏んで描いたアート作品が所狭しと飾られています。

ミシンで描くって、凄いですね。。。

デニムリペア・リメイクのJOURNEY FACTORY

国内ブランドの縫製も多く手がける

デニムリペア・リメイクのJOURNEY FACTORY

店内には様々なミシンが所狭しと並べられています。

国内のブランドのサンプルの制作や実際の生産も依頼を受けて日々行っておられ、

この日も何点か、ブランドさんの縫製中の商品の束が置いてありました。

(ブランド名はお伝えできません・・・)

普通、縫製工場って東京にありません(ジーンズの場合は岡山が多いし)から、

「展示会までにサンプル仕上げてくれ!」などの、ブランドさんによる緊急の依頼が、東京という立地柄多いそうです。

ブランドにとって、駆け込み寺ということでしょう。。。

重本さんご当人も店で寝泊まりして暮らしているので(!?)、そういう要望にも夜通しで対応するのだとか。

お店というか、マジ一軒家

デニムリペア・リメイクのJOURNEY FACTORY

とにかく、リペア・リメイクの店というには「異質」な雰囲気。

友達の家に来ました、という感じ?

普通の民家の中に、業者専用のミシンが所狭しと並べられているので。

店の場所も駅から20分くらい歩く、利便性が高いとは全く言えない住宅街の中。

なぜココを選んだかという問いに対し、

「この家の土壁の雰囲気が良かったから」という、

なんともトガった、アーティスティックなご回答をいただきました。

経年変化をデザインする、という考え方

この重本さん。

縫製の現場の経験があるにも関わらず、

アーティスト故? 作業の効率化や生産都合の話は殆どせず、

作り手の意思を100%どうやって実現させるか、

いかにして納得できるものを作るか、を重視する考え方をお持ちです。

今回の相談の中で、私がオリジナルプロジェクトでやりたかったことを、

「経年変化をデザインする」という視点で教えてくれました。

そして、その「経年変化のデザイン」に必要なこととして、

「縫製」の役割と重要性を細かく教えて頂きました。

なんとなーく知っていたけど、

ここまで細かいとは、、、目から鱗の話ばかりで・・・。

これに関しては、明日の話に続けていきたいと思います。

カッコいいと思っていることは「徹底的に指定」しましょう

打ち合わせ中、重本さんが終始一貫して教えてくれたのは、

自分が良いと思っている仕様、かっこいいと思っている仕様は

どこまでも細かく、徹底的に生産側に指定しましょう、という事でした。

というのも、生産の現場を経験している重本さん曰く、

「現場も人を見て、仕事をしている」

「あの依頼主は優しいから、指示が甘いから、という理由で、縫製時にハミ出したなどの失敗があっても、そのままGOすることは多々ある。」

「細かい指定ても、口頭で指定するのと、仕様書という形で指定するのでは生産のクオリティが違う」

という事。

初めての縫製のオーダーだから、とか、

メーカーではない個人で、素人が口を出すのは申し訳ないから、

という遠慮は絶対しない方がいい。

初めが肝心です。と。

素晴らしい出会いとご縁に感謝

この重本さんとの出会いで、

ジーンズ作りに対する考え方、ジーンズで見るべきポイント、更に学ぶべきこと、

これからオリジナルジーンズのクオリティを上げるためにやるべきコトを

明確にすることが出来ました。

本当に貴重なマインドセットと知恵・知識を頂けました。

これは是非、このブログで皆さんにお伝えしたい!

 

次回は、私としては目から鱗だった、

「経年変化をデザインする」という考え方について、お話ししたいと思います。

 

本日もご一読、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。