こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
デニムにペイントカスタムする機会、例えば「ジーンズの飾りステッチをペンキカスタム」するって、普通は無いと思いますが、
アメカジが好きなら頭の片隅に入れておいて損のない、そんな豆知識として、
本日は、デニムにペイントする塗料に関してお話ししたいと思います。
ただの塗料ではなく、文字やちょっとした柄を入れてヴィンテージな雰囲気を出したいときの、
デニムに合い、色も美しく、経年変化も楽しい、そんな塗料と塗り方のお話しです。
ちなみに先日のイベント、LGCでもブースで掲げていたこのバナー 。
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こちらはデニム生地の上に、今日お話しするお勧めのペイントを使用して自作したバナー です。
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目次
デニム生地にアンティークなペイントする塗料のお勧め
アンティーク・ビンテージな雰囲気を出せる塗料「バターミルクペイント」
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ということで、「デニム生地にペイントをする塗料は何が良いか?」。
まず、布にペイントをする塗料としてはいくつか選択肢があります。
実用的なところでは「アクリル絵具」「布用塗料(ペン)」がありますが、発色が良すぎるというのがあります。
また建材用のペンキを使ってペイントするチョイスもありますが、アメカジ的に素敵な色のチョイスがあまり無いのと、塗り方によっては表面がひび割れたり、ガビガビになっちゃう。
そこで、私のお勧めはこちらです。
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「オールドビレッジ バターミルクペイント」です。
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使うカラーは「Corner Cupboard Yellowish White」。
これが実に良いアンティークな色を出してくれて、特にデニムやカーキ色の生地とは抜群の相性になります。
なぜこのバターミルクペイントの、この色をお勧めするのか??
それは、塗った雰囲気が、まさにこれになるから!!
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説明不要の、カモメさん。
あの独特の黄色がかった白の色味と、あの経年変化を出せるのが、この塗料なのです。
ただの「白のミルクペイント」ではだめです。
オールドビレッジの「Corner Cupboard Yellowish White」しか出せない、魅力的なアンティーク色と雰囲気があります。
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ミルクペイントというのは、実際にミルクを塗料に混ぜてマイルドな色合いを作り出したものになります。
水性のため、非常に取り扱いがしやすいのも特徴。
乾けば当然、耐水性になります。しかも、曲げてもひび割れが起きにくい。
粘度もあり、塗りやすいです。
水で希釈する必要もなく、蓋を開けて、直接筆を突っ込んで塗り始められる気軽さも素敵です。
塗り方
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このバターミルクペイントの塗り方ですが、市販の筆で行います。
100均で売ってるようなものでも、なんでも良いのですが、
お勧めは、できれば細い方が良く(ペイントするものによりますが、毛先幅が5mmほどが良いかな)、また毛の硬さは硬めの方がこのバターミルクペイントを塗るのに相性が良いですので、ご参考にしてください。
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あとは直接塗料を筆につけて塗るだけ。
一度塗りするだけで、うっすら下のデニム生地が透けるかな?という程度に塗布することが可能。
一度塗りの後、重ね塗りしても良いですが、 エヴィスのペンキステッチっぽい雰囲気を出したいのならこの一度塗りだけででちょうど良いと思います。
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焦ることなく、丁寧に塗っていけば・・・
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エッジも綺麗に仕上がります。
そして、良いアンティークな雰囲気が一瞬で出せます。
特に難しいスキルが必要な訳ではありません。
紙に絵具で絵を書くような、ググンと伸びが良い訳では無いので、少しずつ塗り進めていく忍耐だけが必要です。
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細かい箇所はバターミルクペイントを筆で塗るというより、細い筆で生地の上にトントンと塗料を乗せる感じで作業します。
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ただ、曲線を描くのは実に難しいです・・・。
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まぁ、ちょっと離れると、はみ出したのはほとんど目立ちません。
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という訳で、デニムにペイントをするのに、色も良く経年変化も楽しい、お勧め塗料のお話しでした。
【まとめ】DIYを楽しめると、アメカジが更に楽しくなる
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世にあるアメカジのアイテムって、アーカイブ衣料の再現ブランドが多い訳ですが、
それらのプロダクトにはその再現元に施されていたステンシルを再現していたり、雑なペイントを再現して販売されているもの少なくありませんよね。
もともと、当時にDIY的にペイントされたものを今再現している訳ですから、そんなペイントを我々も出来ないはずはありません。
当時を想像しながら、ステンシルやペイントを自分でできるようになれば、アメカジの世界を一歩、広げることが出来ますよ。
なお、バターミルクペイントには他にも色が出ていますので、例えば今回のようなバナーをカラフルに仕上げたい場合、多色使いしても良いかと思います。
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ステンシル遊びも、このオールドビレッジの「Corner Cupboard Yellowish White」を使うことで良いアンティークな雰囲気を出してくれます。
ヘリンボーン生地にも合いますので、機会があれば、お試し下さい。
本日もご一読、ありがとうございました。
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