【彫金】ゴローズみたいなフェザーペンダントを自作してみよ①

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方
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こんにちは、インディです。

ゴローズ(goro’s)のようなネイティブ系ジュエリーの代表的モチーフである「イーグルフェザー」

各ブランドそれぞれ、シルバーだけでなく、ゴールドとのコンビネーションや、ターコイズなどの石を組み合わせ、ネックレス、リング、バングル、キーホルダーなど幅広いアイテムに落とし込んでいます。

アメカジの普遍的アクセサリーの一つ、と言っても過言ではないでしょう。

そんなイーグルフェザー。

今回はシルバーのペンダントトップを、彫金で自作してみます

(と言っても、アマチュアなのでお見苦しい点はご容赦くださいね。)

材料費2,000円ほどでできますよ。

こちら、今回の完成品です。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

制作時間は4時間ほど。

趣味でこういうのが作れたら、大切な家族や友達にプレゼントしたり・・・、素敵だと思いませんか?

今回はキャスト(型にシルバーを流し込んで量産する手法)ではなく、

銀板から切り出し、叩き、羽の模様を打刻する、100%ハンドメイドの「ベタ」な手法で制作していきます。

Indy
世間一般に流通する多くのシルバージュエリーはキャスト製法が使われています。goro’sも今はそうですね。キャストはキャストの良さがあります。

目次

シルバーフェザーペンダントを彫金で制作

(準備)作業場と設備の確保

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

彫金ですので、基本的な工具が揃っていなければなりません。

とはいえ、今回のシルバーフェザーを作るために必要な工具って、彫金の中でも必要最低限程度で済みます

ゼロから自宅に必要な設備を揃えたとしても、概算で見積もって10万円くらいかな、と。

安くはないけど・・・高くもない。(←趣味としては、安い初期投資だと思います。

しかし、小型のバーナーとはいえ、火を使うので、家の事情で出来ない人もいるでしょう。

そういう方はネットで「彫金 工房 レンタル」などと検索すれば、作業台を使わせてくれるところもあるので、そちらを使わせてもらうのもいいかもしれません。

私も自宅がマンション&小さな子供がいるので、バンコクにある彫金工房をお借りしました。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

今日は、ここで作業です。

(準備)イーグルフェザー制作に必要な銀材料を用意

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

主な材料としては2つ。

一つは銀板。1.2mm厚、6cm×7cmのサイズで6,000円くらい。 今回はこの1/4ほどを使用。

もう一つは銀丸線と呼ばれる、針金みたいなもの。

これも銀素材で、20cmで1,000円くらいで売ってます。 今回はこの1/3ほどを使用。

私はよく上野のコモキンさんで購入します。(海外で、このような銀板や丸線って、売ってるところ、少ないのです。)

あとは、フラックスとロウ材、サンドペーパーなど。

(準備)フェザー専用の道具を揃える

彫金工房をレンタルできれば、作業台やバーナー、糸ノコなどの基本設備は整っていますが、

別途用意が必要なものとしては、おたふく槌(小さいハンマー)、タガネ各種、などです。

これらは、フェザーの羽根の模様の表現に使いますが、

彫金というよりも、「彫刻」になるので、彫金工房に置いてないことがあるためです。

フェザーを作る工程① 銀板から羽根の形を切り出す。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

まず、大まかなバランスを考えながら、銀板にペンでラフに形を書きます。

絵心なくて葉っぱみたいになってますが、今回は全長5cmほどのものを制作したいと思います。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

糸ノコで絵柄の外枠を切断。 焦らず、糸ノコの角度に気を配りながら、カット。

あとでヤスリで削りながら細かいバランスを修正していくので、若干大きめに切り出してOK。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

こんな感じに切り出しました。

両端の「トンガリ」具合で、結構印象が変わります。

私は糸ノコのスキルが低いので、ラフに切断し、ヤスリで調整していくスタイル。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

ビッグな鋼鉄のヤスリを使います。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

こんな感じで、器具に固定すると、ヤスリの力を100%伝えることができ、作業が早いですよ。

加工前の銀板の状態って、想像以上に柔らかい金属なので、ヤスリで簡単に削れていきます。

銀は加工を繰り返す(削る、叩く、など)と硬くなっていきます。

それを再び柔らかくするために、火を入れるのです。

そしてまた加工する。 基本的に、彫金ってその繰り返しです。

ーーーー

さて、この後の作業は、

次回、【彫金】ゴローズみたいなフェザーペンダントを自作してみよ② で続けていきます。

バンコクの彫金工房 Smitheries workshop bangkok

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

今回の作業は、私が以前彫金を教えてもらっていた、バンコクのGIMMさんの工房を使わせてもらいました。

Smitheries bangkok

そこのオーナーのGIMMさん、オリジナルのオーダーメイドのメガネブランドの人気が出始め、タイのアーティスト系の雑誌にも度々登場するようになりました。

今はタイのトンローという場所(日本でいう「麻布の一等地」)に工房2店舗目となる【Smitheries】という店を立ち上げています。

彫金をすごく親切に、的確に、アーティスト視点で教えてくれるので、ジュエリー制作に興味があるバンコク在住の日本人の方に激しくおススメです。

彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方 彫金でシルバーフェザーペンダントの作り方

【Smitheries の場所】

 

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。