BIG JOHN(ビッグジョン)による、新たなMADE IN USAライン 『BIG JOHN CALIFORNIA MADE』とは?

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こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。

ビッグジョン(BIG JOHN)と言えば・・・

1967年に誕生した、日本の第1号ジーンズブランド。

国産の歴史あるブランド・・・という事実とは裏腹に、今の我々のイメージとしては日本全国津々浦々、大小問わず百貨店で見かける大衆的なジーンズブランドといった感じでしょうか。

しかし、その中でも【レアジーンズ】のように、話題性の高いアイテムをリリースする時もあり。

出典:BIG JOHN(http://www.bigjohn.co.jp/rare/)

実際にこの【レアジーンズ】を手にしたジーンズラバー達からの、クオリティに対する評価は高かったですし、最近では23ozデニムなどの質実剛健なジーンズや、トレンドを抑えたシルエット、高価格帯のアイテムも増えてきており、ビッグジョン=田舎でも買える安価な大衆ブランド…ではなく、これからもジーンズファンを唸らせるポテンシャルを持ったジーンズ・ブランド…なのかも知れません。

そんなビッグジョンが、このほど新しい試みのデニムを発表。

まさかのMADE IN USAモデルです。

目次

ビッグジョン(BIG JOHN) 【CALIFORNIA MADE】

概要

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

この度、スタートした新しいシリーズが、【CALIFORNIA MADE】。

そう、リーバイスの歴史、つまりはジーンズの歴史がスタートして、カリフォルニアで生産するシリーズになります。

MADE IN USAではなく、”CALIFORNIA MADE”としたのは、やはりその“起源の場所”で作ることの価値を考えてのことでしょう。

ディテール

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

そのCALIFORNIA MADEとして今回リリースされた品番【C106M】は、何かのレプリカではなく、今時の要素を盛り込みつつ、シンプルで洗練された一本になっています。

バックポケットに飾りステッチもなければ、ビッグジョンのピスネームもありません。

カリフォルニアで作られた一本であること。

それだけで強烈な個性なですから、余計なものを廃してシンプルに仕立てて勝負に出たのは非常に好感が持てます。

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

シルエットはテーパードが強く、スタイリッシュです。

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

内側には【MADE IN CALIFORNIA】の織りネームが縫い付けられています。

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

裏革が使われた革パッチは、カリフォルニア州の旗のデザインがモチーフになっていますね。

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

デニム生地はムラのある13ozのセルヴィッジが使用されています。

一体、どのような色落ちを見せてくれるでしょうか。

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

銅製ボタンフライ仕様です。

出典:BIG JOHN(http://store.bigjohn.co.jp/fs/jeans/california_made/c106m-000)

バックポケットもシンプル。

飾りステッチやピスネームはありません。

価格は16,000円(税別)で販売中。

良い価格帯ですね。

【まとめ】

という訳で、ビッグジョンからリリースされた【CALIFORNIA MADE】でした。

価格もこなれており、生産背景のプレミアを考えると非常に良い一本だと思います。

私もこの一本にはとても興味があり、ぜひ触って・穿いてみたいと思うのですが、今後の同シリーズの展開はどうなるでしょうか?

ぜひ【CALIFORNIA MADE】として、腰を据えて長く続けて、ラインナップも充実して欲しいところです。

しかし…

ビッグジョンとしては、このモデルを「別ブランド」としてリリースする選択肢もあったと思うのです。

都会の方はどうかは存じ上げませんが、私のように田舎(三重県)育ちのものからすると、ビッグジョン=田舎のジャスコ(当時)でワゴンで売られてるジーンズのイメージが強すぎて…。

 

例えば、このCALIFORNIA MADEのシリーズが今のまま充実してきて評価が上がり、コアなデニムファンであれば一本は持っているシリーズになったとする。

そんな人たちの前だと、「ビッグジョンのCALIFORNIA MADEだよ」って自信満々に言える。

それは良い。

…その一方で。

ある日、私が田舎に帰ってさ。

友達に、「そのジーンズどこの?」って聞かれた時に、

「ビッグジョン」

って答えるとさ。

   (´-`).。oO(あ。こいつ、今でも服にはお金を使わず、ジャスコで服買っとんのやな)

…って思われるでしょう…私の田舎では(爆)

いや、ジャスコで服買うのが悪いって訳じゃないんですけど、私、服に金はかけてるし。

…そう思われちゃうのは、悔しいですから。

これは決してディスってる訳ではなく。

そういう幅広い流通展開をビッグジョンがしてきた結果の、消費者の中に刷り込まれたイメージっていうのがありますからね。

これまでの大衆イメージを覆すくらいの、

田舎でもビッグジョン=高い品質のこだわりジーンズブランドとして認知されるぐらいに、

この【CALIFORNIA MADE】で突き抜けたブランディングとモノづくりをして欲しい…

それくらいの価値のあるシリーズだと思いますし、このビッグジョンの新しい挑戦を応援したいと思います。

皆さんはこのビッグジョンによる【CALIFORNIA MADE】のラインを、どう評価されるでしょうか。

 

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本日もご一読、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。