こんにちは、インディ(@aiirodenim)です。
先日、オリジナルジーンズ:Cherokee(チェロキー)の縫製をご担当いただいているアパレルナンバさんにCherokeeの量産工程の確認のために訪問させて頂いた際に、その生産の様子をたくさん動画に撮らせて頂きました。
ちょっと編集しきれない量があるのですが、
その中から今回はベルトループの縫製のみ抜粋したショートmovieを編集てみました。
2分ほどの短い動画ですが、ベルトループの縫製を見たことが無い方も多いはず。
お時間あるときにご視聴頂ければ幸いです。
ベルトループって、いわゆるヴィンテージに見られる「中高・中盛仕様」をどのブランドさんでも今や当たり前のように採用していますが、
よーく見ると、各社微妙に縫製の仕方や厚み、ステッチ幅などが違うんです。
もちろん使っているデニム生地がそれぞれ違うので風合いは当然変わってくるのですが、
それ以外にも縫製工場ごとの縫製の癖だったり、その工場が所有するラッパと呼ばれるアタッチメントのサイズだったり、色々な要素が組み合わさって違いが生まれるのです。
そういうのも見比べたりすると面白いんですよ。
詳しい業界の方は、縫製を見れば「これはどこの工場で作っている」というのも分かるレベルなんだとか。(私はそこまで分かりません・・・)
Cherokeeのベルトループは、見た目は特徴のない「普通」の中高仕様のベルトループ。
でも中身は中心部の生地を5枚重ねにした「しっかり者」のベルトループなんです。
私自身、作っている現場を見た後、尚更気に入ってしまったディテールの一つです。
本日もご一読、ありがとうございました。
コメントを残す