オリジナルデニムを企画し生産するまでの予算は?(その1)

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今日は、オリジナルデニムを企画するに必要な

予算のお話をします。

 

個人の私が、

オリジナルデニムをイチから企画し、

生産をしたいという夢を持った時に、

 

現実的か、非現実的か

 

それを分けるのは、

知識や経験以上に「予算」が 非常に重要です。

 

知識や経験は 人に聞けばいい、ネットや本で調べれば

ある程度、カバーできる部分もありますが

 

お金=予算のことは、

金額次第では、なんともならない訳です。

 

例えば 最低1,000万円かかります、 とか言われてしまうと、

普通のサラリーマン家庭の私の身分では

やはり非現実的ですから。

 

Union Garmentの吉田氏との打ち合わせの中で

この必要な予算のことは早くから相談していました。

 

オリジナルジーンズを企画開発する上で

コストは主に、

 

1)最低生産本数

2)生地代

3)副資材(ボタンやリベット、革パッチ、スレーキ、ネーム)

4)縫製代

5)その他(パターン代や、デザイン代など)

これにかかってきます。

 

ミシン

 

1)まず、縫製工場の最低生産本数、ここが一つ、重要なところ。

それが決まれば、

購入が必要な生地の長さなども決まってきます。

当然、縫製代にも大きく影響してきます。

 

2)通常、生地屋さんから購入出来るデニム生地の価格はピンキリとのことで、

私は現時点ではお値段がピンとキリでどれほど違うのか、

まだ情報がありません。

 

ちなみに、セルヴィッジのデニム生地1反から約20本のジーンズが生産できます。

もし、この生地を糸からオリジナルで別注して生産しようとすると

最低でも10反は必要とのことです。

つまり、最低でも200本のジーンズを生産する必要があることになります。

これは個人のレベルではないと判断し、

私は数ある生地の中から選ぶことにします。

 

3)副資材、特にボタンは各メーカーさん、オリジナルのものを使っていますが

あのオリジナルを作ろうと思うと、

型の製造が必要になり、これが高い。。。

さらに、最低発注数が何千個単位になります。

ボタンはご存知の通り、2つのサイズがありますし、

リベットもオリジナルと考えると、かなりのコスト高になります。

 

ショップオリジナルのジーンズを見ていると

月桂樹ボタンやUNION MADEなどのボタンを使っている所も多く見かけると思いますが、

あれはYKKなどで販売している「アリモノ」なので、

型を作る必要なく、かなり安く手に入れることができますから、

この副資材を「アリモノ使うか」「オリジナル作るか」で、

大きく予算が変わってくるポイントです。

これはちょっと後回しにして考えます。

 

一方、革パッチは型を作ってもそれほど値段は高くありません。

最低生産数は100枚。

詳しくは後日説明しますが、革パッチはオリジナルデザインのものにします。

 

またピスネーム、いわゆる「赤タブ」は

これも工場がうまく探せれば、オリジナルを作ってもお値段はそれほど、高くありません。

これもオリジナルを前提に考えます。

 

4)縫製代は、そのジーンズを一本縫うのにどれくらい時間がかかるのか、

ということを勘案して工場が見積もり出してくれます。

 

つまり、難しい仕様だと、その分工賃も高くなりますし、

見積もりは縫製工場次第というのもあります。

 

少ない発注数だと、その分 ミシンの糸を変える手間が増えたりで、

通常より高い見積もりになる可能性が高いです。

 

5)これもピンキリです。

素人の場合、パターンは専門の方にお任せするのが良いですし

縫製工場の中にはパターンも合わせてやってくれるところもあります。

 

革パッチなどのデザインは、

自分でイラストレーターで作れるのであればタダですし、

依頼するのであれば依頼主の見積もり次第といったところでしょう。

私はイラストの出来る知人に依頼する予定です。

 

 

と、こんな感じですが、

現時点での情報では、

大きく予算が変わる要素は

 

・最低生産本数

・副資材(特にボタン類)をオリジナルで作るか否か

 

この2つが重要であることがわかりました。

 

予算の額も含めて、その2に続きます。

 

次項:オリジナルデニムを企画し生産するまでの予算は?(その2)

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ABOUTこの記事をかいた人

Indy

ジャパンデニムの魅力・アメカジの魅力にハマって20年。 ジーンズへの好奇心が日々増大し続ける40代、インディです。 このブログのおかげで、自分の長年の夢であった「最高のジーンズを作る」ことが実現できました。 今は、さらにモノづくりの魅力に変態的にのめりこんでしまい、 メーカーさんも企画しないような、マニアックなディテールのアイテムをマイペースにリリースしています。 このブログを通じて、日本の物づくりの素晴らしさ、そしてプロダクトのディテールの魅力を伝えていくと共に、 自分のオリジナルプロダクトを企画したいという同じような夢を持つ仲間たちに向けて、様々なノウハウをシェアしたいと思います。