デニム中心に経年変化の楽しめるアイテムの魅力を伝えるアメカジWEBメディア

Online Storeはこちらです。

番手

You are here:
< 戻る

番手の概要

読み: ばんて / 英語名: Yarn Count

 

番手とは糸の太さを表す単位のこと。

ジーンズでは良くイエローやオレンジの縫製糸の太さを言い表す際に、

またはデニム生地を織るために使用した糸の太さを言い表す際に用いられる。

1番手、4番手、8番手、のように使われるが、糸が太くなるに連れて、数字が「小さくなる」のが特徴。

これは「恒重式番手」と呼ばれる「重さが単位の算出方法」を取っているため。

この方法は糸の太さ自体が計測するには困難なほど細いと言う事情から生まれた独自の単位となる。

 

番手ごとの太さ・細さの違いとは?

綿糸を例にとると、単位重さ1ポンド(453.6g)あたりの長さが840ヤード(768m)のものを「1番手」と呼び、

これを半分の細さにした物を2番手、

それをさらに半分にしたものを4番手、それをさらに半分のものを8番手・・・と言う。

逆に言えば、8番手の糸をまとめて撚れば、1番手の糸になる。

なお、麻やウール、ミシン糸の場合は番手の算出のための基準となる重さが違うので、番手は同じでも素材が違う場合は太さも変わってくるので注意が必要。

実際にモノを見ないと分かりにくい

この他にもデニールやテックスといった、糸の太さを表す単位もある。

関連記事

【ジャパンデニムのクオリティを支える、日本の「綿糸メーカー」とそれぞれの違いとは。】

No tags for this post.