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ボタンフライ

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ボタンフライの概要

読み: ぼたんふらい / 英語名: Button Fly

 

フロントがボタンで開閉するタイプの仕様のジーンズに設置されているボタンのことをボタンフライと呼ぶ。

そのボタンフライ仕様のジーンズのことを「ボタンフライジーンズ」と称されることもある。

尚、呼称については「ネオバボタン」または「センターボタン」と呼ぶこともある。

 

歴史と種類

ボタンフライはジーンズが誕生した1870年代から使われている歴史あるパーツであり、「UNION MADE」と書かれ、真ん中に穴があいた通称「ドーナツボタン」や、鉄やスチール製のカバーが被せられた現在のリーバイスで見られる「カバードボタン」などがある。

着用時には非常に負荷がかかる部分なので、強度を保つため長らく「鉄製」のボタンフライが使われていたが、製造コストの問題や、品質管理の問題(鉄製のボタンは保管するだけでサビが出てくる)、また出荷の問題(鉄製のボタンは検針器に反応してしまう)から、最近はアルミ製など他の素材がよく使われる。

 

ジッパーフライとの違い

一方で、ジッパーをフロントに搭載したジーンズのことをジッパーフライジーンズと呼ぶ。

実用性としてはジッパーの方が高いが、ヴィンテージを再現する現在の「セルビッチデニム」は洗濯後の縮率が5%〜10%あるものもあり、縮まないジッパーのパーツと歪みが生じてしまうため、ボタンフライを採用されているケースも多い。

ボタンフライはその性質上、ジッパーよりも若干フロント部分に厚み(高さ)が出る。

逆に、イタリアでは男性は股間を少しでも大きく見せるために、膨らみがでるボタンフライ仕様を好んで着用するという噂(事実未確認)。

 

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